6月にチェックしたCD（絢香「Sing to the Sky」・土岐麻子「Summerin'」 [CHECK!]
更新が遅れてしまったが、6月にチェックしたCDからいくつかピックアップして紹介。
土岐麻子の新作はオリジナル2曲とカバー曲5曲で構成されたミニアルバム。1曲目「LIBERTINE」と5曲目「smilin'」がオリジナル。帯のとおり、2曲とも夏のドライブ聴くには確かにピッタリな、スタイリッシュなシティポップだ。ただ「LIBERTINE」はどちらかというと都心の高速道路を抜けていくような（途中でシフトチェンジが頻繁に入るような）感じで、「smilin'」は海沿いをクルーズするような感じ？
カバー曲の方は松田聖子の「小麦色のマーメイド」や「Reach Out, I'll be there」なども気にかかるが、やっぱり真心の「サマーヌード」のカバーが一番気になる。原曲が好きなだけに、土岐麻子が歌うというミスマッチ感を楽しんでいる所は半分はあるのだが。
http://www.rhythmzone.net/tokiasako/ オフィシャル。
1年半という近年の新人アーティストとしては異例のリリース期間を持って発売された絢香のセカンドアルバム。ただ満を持してという感じで、全15曲（ボーナストラックを除く）のうち半数以上がタイアップ付という豪華な仕上がりとなった。
絢香の歌い方は前作と比べてさらにパワーアップ。時にソウルフルに力強く、またぐっとファルセットで抑えて、と緩急自在。ほとんどが西尾芳彦との共作である楽曲自体はポップすぎて相変わらず物足りないが、絢香のいい意味で難しく歌う技法がそれを補っているという印象を受ける。
前作ともう一つパワーアップしたのはアレンジ（というか演奏）。特に1曲目「POWER OF MUSIC」、塩谷哲のピアノとの掛け合いは何度聞いてもかっこいいし、「SKY」やドラムスを使わずハンドクラップが主たるリズムをリードする「CLAP＆LOVE」もシンプルなアレンジが絢香のボーカルを引き立てていていい。こちらは楽曲に比して結構チャレンジングだ。
ボーナストラックはコブクロと共演した「WINDING ROAD」と英語版「I believe」。「WINDING ROAD」のハーモニーは、CD音源で聞いてもぞわっとくる。
初回はCDのみの通常盤、全シングルのビデオクリップDVD付（生産限定）、初武道館ワンマンLIVEのDVD付の3バージョン（生産限定）が発売。こういうやり方もどうかと思うが、この3バージョンから選ぶなら間違いなく初武道館ワンマン付がオススメ。
絢香のLIVEはMCも面白いし、絢香の歌声のダイナミックさもハンパなくて既に完成されているといってもいいくらい。CD音源がおまけでDVDがメイン、と言っても過言ではないだろう。
http://www.ken-on.co.jp/ayaka/sky/ 「Sing to the Sky」発売記念の特設サイト。全曲試聴可。またドラマ「絶対彼氏」のCM中に流れていたNYアカペラドキュメンタリーの60秒フルバージョンを見ることができるのは7/7まで。
***
ところで、今日絢香も出演したMUSIC FAIR21のコラボレーションは久々に鳥肌ものだった。青山テルマが歌う主旋律をハモる絢香「そばにいるね」、元ちとせ「ワダツミの木」も三者三様の解釈があり面白かったし、その後の「CLAP＆LOVE」では青山テルマがパワフルな歌声を披露し、意外な一面を見せた。
土岐麻子「Summerin'」
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
土岐麻子の新作はオリジナル2曲とカバー曲5曲で構成されたミニアルバム。1曲目「LIBERTINE」と5曲目「smilin'」がオリジナル。帯のとおり、2曲とも夏のドライブ聴くには確かにピッタリな、スタイリッシュなシティポップだ。ただ「LIBERTINE」はどちらかというと都心の高速道路を抜けていくような（途中でシフトチェンジが頻繁に入るような）感じで、「smilin'」は海沿いをクルーズするような感じ？
カバー曲の方は松田聖子の「小麦色のマーメイド」や「Reach Out, I'll be there」なども気にかかるが、やっぱり真心の「サマーヌード」のカバーが一番気になる。原曲が好きなだけに、土岐麻子が歌うというミスマッチ感を楽しんでいる所は半分はあるのだが。
http://www.rhythmzone.net/tokiasako/ オフィシャル。
絢香「Sing to the Sky −初武道館ワンマンLIVE・DVD付−」
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
1年半という近年の新人アーティストとしては異例のリリース期間を持って発売された絢香のセカンドアルバム。ただ満を持してという感じで、全15曲（ボーナストラックを除く）のうち半数以上がタイアップ付という豪華な仕上がりとなった。
絢香の歌い方は前作と比べてさらにパワーアップ。時にソウルフルに力強く、またぐっとファルセットで抑えて、と緩急自在。ほとんどが西尾芳彦との共作である楽曲自体はポップすぎて相変わらず物足りないが、絢香のいい意味で難しく歌う技法がそれを補っているという印象を受ける。
前作ともう一つパワーアップしたのはアレンジ（というか演奏）。特に1曲目「POWER OF MUSIC」、塩谷哲のピアノとの掛け合いは何度聞いてもかっこいいし、「SKY」やドラムスを使わずハンドクラップが主たるリズムをリードする「CLAP＆LOVE」もシンプルなアレンジが絢香のボーカルを引き立てていていい。こちらは楽曲に比して結構チャレンジングだ。
ボーナストラックはコブクロと共演した「WINDING ROAD」と英語版「I believe」。「WINDING ROAD」のハーモニーは、CD音源で聞いてもぞわっとくる。
初回はCDのみの通常盤、全シングルのビデオクリップDVD付（生産限定）、初武道館ワンマンLIVEのDVD付の3バージョン（生産限定）が発売。こういうやり方もどうかと思うが、この3バージョンから選ぶなら間違いなく初武道館ワンマン付がオススメ。
絢香のLIVEはMCも面白いし、絢香の歌声のダイナミックさもハンパなくて既に完成されているといってもいいくらい。CD音源がおまけでDVDがメイン、と言っても過言ではないだろう。
http://www.ken-on.co.jp/ayaka/sky/ 「Sing to the Sky」発売記念の特設サイト。全曲試聴可。またドラマ「絶対彼氏」のCM中に流れていたNYアカペラドキュメンタリーの60秒フルバージョンを見ることができるのは7/7まで。
***
ところで、今日絢香も出演したMUSIC FAIR21のコラボレーションは久々に鳥肌ものだった。青山テルマが歌う主旋律をハモる絢香「そばにいるね」、元ちとせ「ワダツミの木」も三者三様の解釈があり面白かったし、その後の「CLAP＆LOVE」では青山テルマがパワフルな歌声を披露し、意外な一面を見せた。
青山テルマの「CLAP & LOVE」は予想外に良かったですね。絢香ちゃんを食ってました。ああいうのも歌えちゃうんですねー。すごい。
by flyingkiwi (2008-07-06 20:22)
絢香のアルバム、気になります。
この人の歌は力強くて、柔らかくて、引き込まれますね～。
コブクロと共演した「WINDING ROAD」が入っているなら、
コレは買いかな。初武道館ワンマン付がオススメなんですね！
それにしても、最近のCDはDVD付き多すぎ（笑）。
by lucksun (2008-07-07 00:26)
コメント返信、大変遅れて申し訳ないです。私事により1週間程更新できない期間が続きました。
>flyingkiwiさんへ
コメントありがとうございます。青山テルマさんは、あの番組で見方が変わりました。正直売れた「そばにいるよ」はあまり好きではなかったので。
>lucksunさんへ
nice!+コメントありがとうございます。
絢香さんの歌は20歳そこそことは思えないくらい表現力が豊かで、面白いですね。
武道館DVDの方はもう確認しましたか？あれは別のソフトとして売った方がよかったんじゃないかと正直思いますね。今回に関して言えばアルバムはDVDについてくるおまけCDのようなものだと思います。
by junper (2008-07-17 00:57)