ASIAN KUNG-FU GENERATION「ワールド　ワールド　ワールド」・山下達郎「ずっと一緒さ」・山崎まさよし「真夜中のBoon　Boon」：ミュージックライフ。：SSブログ

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アジカン、音楽戦士（ミュージックファイタ..｜BoA「THE　FACE」ブログトップ

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ワールド　ワールド　ワールド」・山下達郎「ずっと一緒さ」・山崎まさよし「真夜中のBoon　Boon」　[CHECK!] [編集]

ブログをほったらかしにして、ノーカントリーという映画を見に行ってました。
なかなかすごい映画だ、これ。
人殺しのシーンは結構きついけど、意外な結末を含め、2時間があっという間に過ぎてゆく。アメリカの現状について理解がないとこの映画は難しいと聞くが（確かに最初と最後に語られる言葉はやや哲学的でもある）、僕はあの空気感だけでも十分面白いと思うな。
http://www.nocountry.jp/

さて、随分と書いてない間にレビューしなければならないCDがたまってきたので、ざざっと紹介していきたい。

ASIAN　KUNG-FU　GENERATION「ワールドワールドワールド」

アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION,後藤正文
出版社/メーカー: キューンレコード
発売日: 2008/03/05
メディア: CD

B面特集の「フィードバックファイル」を除き、オリジナルアルバムとしてはおよそ2年ぶりとなるアジカンのニューアルバム。
音楽戦士（ミュージックファイター）のインタビューでも話していたように、アルバムとしてのまとまりは、前作「ファンクラブ」よりもあるのは確かに感じていて、聞いているとあっという間に終盤に辿りつくような一体感があるように思う。
また一方で「旅立つ君へ」「ライカ」のスネアドラム裏打ち等今までのアジカンにはなかった新境地でもあり新しいチャレンジを感じる。
が、アジカンにとって、新しい地平に行った（あるいは一皮向けたと言ってもいい）のか、と問われるとそこまでではないように思う。
「惑星」「No.9」は個人的に好きだが、この辺りの曲は従来のアジカン節な感じだし、（曲中お得意のハイハット裏打ちとかもあったりする）個々の楽曲のインパクト度合いは前作の方が上と感じた。

山下達郎「ずっと一緒さ」

アーティスト: 山下達郎,EDITH PIAF,ALAN O’DAY,MACK DAVID
出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
発売日: 2008/03/12
メディア: CD

山下達郎はこの曲で26年ぶりにトップ5に入ったらしい。
本曲は山下達郎お得意のラブバラード。ピアノとギターが一体となって４分を刻むアレンジはシンプルだが、その分歌が際立つ。特にサビ前に一瞬全ての音がなくなって、あなたが～と入っていく所とかは心にぐっとくる。
ドラマ「薔薇のない花屋」のエンディングテーマだが、雪の中に登場人物達が倒れていく映像とすごくマッチしている。

山崎まさよし「真夜中のBoon Boon(初回限定盤)(DVD付)」

アーティスト: 山崎まさよし,山崎将義
出版社/メーカー: UNIVERSAL J(P)(M)
発売日: 2008/03/12
メディア: CD

昨日最終回を迎えたドラマ「あしたの、喜多善男」の主題歌。ダンディズム溢れる楽曲で、シンプルなサウンドながら、サラリーマンの哀愁と同時に前向きな力強さもあるような楽曲。間奏では歌詞になぞらえて、野球でランナーが出た時に流れる応援曲（曲名不明）がインサートされる遊び心も。カップリングの「幸せのBefore＆After」はブルージーでテンポの早い曲。歪んだハーモニカの音がナイス。
ところで、「あしたの、喜多善男」は久々面白いドラマだった。視聴率は悪かったようだが、（多分今ドラマを見ている層からするとテンポが遅すぎるのだろう）こういう実験的なドラマを放送できるフジテレビは懐が深い。（ちなみに制作は関西テレビ）
http://www.ktv.co.jp/yoshio/　あしたの、喜多善男のサイト。前にも紹介したが、劇中流れる小曽根真の音楽もいい。