安藤裕子Live2008 ”Encyclopedia”＠渋谷公会堂 [LIVE!LIVE!]
だいぶ更新が遅れてしまいました。最近ますます音楽から離れている気がする。
7/20渋谷公会堂（現C.C.Lemonホール）にて安藤裕子のツアー「Live 2008 "Encyclopedia"」を見る。
こういったホールで見る安藤裕子は始めて。曲調からしても合いそうな感じはするのだが、さて、どうなのか。
客電が落ちると舞台の中心から光が照らし出され、安藤裕子が登場。相変わらずなんともいえない幻想的な雰囲気。この雰囲気と共にオープニングはニューアルバム「chronicle」の1曲目でもある「六月十三日、強い雨」からスタートした。
ステージはバンドのメンバーが左からドラムス（沼澤尚）、ベース（沖山優司）、コーラス・キーボード（新居昭乃）、ギター（山本タカシ）、キーボード（山本隆二）という、前々回のツアーから変わらぬ布陣で、特にスクリーン等の仕掛けもないシンプルなステージ。
最初の頃のドラムスの違和感に比べると相互作用なのか、だいぶ落ち着いた感じになってきた。特に「hilly hilly hilly」では山本隆二のクラビネットとドラムスの掛け合いがいい雰囲気で絡まっているように思えた。
曲はニューアルバム中心の構成だったが、ライブ中盤で披露された旧アルバムからの2曲、「Lost Child」、「あなたと私に出来る事」は特にファルセットがよく伸び、美しい仕上がり。地声も太く力強さを増した。
またその後はおなじみのアコースティックコーナー。曲名は不明だが、英語詞の楽曲を歌い終わった後、ギターを抱えて、新曲を披露。途中間違えて演奏が止まったり、バレーコードがうまく鳴らなかったりしたのはまだ始めたばかり、ということでご愛嬌。サビの部分を観客と共に合唱しあたたかい空気に包まれていた。
その後は引き続き山本タカシのギターをリードに「水色の調べ」をプレイ。ギターのカッティングはかっこよかったが、これは次回はバンドサウンドで聞きたい所。
アンコールではラストに聖者の行進を披露。前回Zepp Tokyoで見たライブでは定番だったこの曲を外していたが、今回は復活。沼澤尚はこの曲のためだと思われるが、専用のフロアタムを使用していたように思う。この曲では安藤裕子の声が出なくなるということも過去にはあったのだが、先ほど書いたように地声が太くなったおかげで、堂々としたパフォーマンスとなった。
セットリスト。だいたいこんな感じでした。
六月十三日、強い雨
再生
happy
水玉
Hilly Hilly Hilly
鐘が鳴って 門を抜けたなら
美しい人
Lost Child
あなたと私に出来る事
英語詞
新曲（アコギを披露した曲）
水色の調べ
お祭り
たとえば君に嘘をついた
海原の月
パラレル
僕らが旅に出る理由
さよならと君、ハローと僕
新曲
聖者の行進
以前から購入していたのだがレビューしそこねたアルバム。
前作の延長上にあるアルバムだなと感じる。メロディ構成が複雑になっていく分、「パラレル」等に代表されるようにリズムはシンプルになっているので、どの曲もこれだ、というものがなく、つかみどころがない曲がおおい。ただライブで聞くと、よりあくが出てくるような感じがあり、あらためてCDを聞くと、案外個性的な楽曲が並んでいるような気がする。
オススメは「hilly hilly hilly」、「美しい人」、「パラレル」それからオザケンのカバー曲「僕らが旅に出る理由」。
http://www.ando-yuko.com/ オフィシャル。少し早めの告知だが2009年アコースティックライブツアーが決定。前回はチケットが取れずに断念したが、今回は多めに回りたいとのことなので、もしかしたら行けるかも。
7/20渋谷公会堂（現C.C.Lemonホール）にて安藤裕子のツアー「Live 2008 "Encyclopedia"」を見る。
こういったホールで見る安藤裕子は始めて。曲調からしても合いそうな感じはするのだが、さて、どうなのか。
客電が落ちると舞台の中心から光が照らし出され、安藤裕子が登場。相変わらずなんともいえない幻想的な雰囲気。この雰囲気と共にオープニングはニューアルバム「chronicle」の1曲目でもある「六月十三日、強い雨」からスタートした。
ステージはバンドのメンバーが左からドラムス（沼澤尚）、ベース（沖山優司）、コーラス・キーボード（新居昭乃）、ギター（山本タカシ）、キーボード（山本隆二）という、前々回のツアーから変わらぬ布陣で、特にスクリーン等の仕掛けもないシンプルなステージ。
最初の頃のドラムスの違和感に比べると相互作用なのか、だいぶ落ち着いた感じになってきた。特に「hilly hilly hilly」では山本隆二のクラビネットとドラムスの掛け合いがいい雰囲気で絡まっているように思えた。
曲はニューアルバム中心の構成だったが、ライブ中盤で披露された旧アルバムからの2曲、「Lost Child」、「あなたと私に出来る事」は特にファルセットがよく伸び、美しい仕上がり。地声も太く力強さを増した。
またその後はおなじみのアコースティックコーナー。曲名は不明だが、英語詞の楽曲を歌い終わった後、ギターを抱えて、新曲を披露。途中間違えて演奏が止まったり、バレーコードがうまく鳴らなかったりしたのはまだ始めたばかり、ということでご愛嬌。サビの部分を観客と共に合唱しあたたかい空気に包まれていた。
その後は引き続き山本タカシのギターをリードに「水色の調べ」をプレイ。ギターのカッティングはかっこよかったが、これは次回はバンドサウンドで聞きたい所。
アンコールではラストに聖者の行進を披露。前回Zepp Tokyoで見たライブでは定番だったこの曲を外していたが、今回は復活。沼澤尚はこの曲のためだと思われるが、専用のフロアタムを使用していたように思う。この曲では安藤裕子の声が出なくなるということも過去にはあったのだが、先ほど書いたように地声が太くなったおかげで、堂々としたパフォーマンスとなった。
セットリスト。だいたいこんな感じでした。
六月十三日、強い雨
再生
happy
水玉
Hilly Hilly Hilly
鐘が鳴って 門を抜けたなら
美しい人
Lost Child
あなたと私に出来る事
英語詞
新曲（アコギを披露した曲）
水色の調べ
お祭り
たとえば君に嘘をついた
海原の月
パラレル
僕らが旅に出る理由
さよならと君、ハローと僕
新曲
聖者の行進
- アーティスト: 安藤裕子,小沢健二,山本隆二
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: CD
以前から購入していたのだがレビューしそこねたアルバム。
前作の延長上にあるアルバムだなと感じる。メロディ構成が複雑になっていく分、「パラレル」等に代表されるようにリズムはシンプルになっているので、どの曲もこれだ、というものがなく、つかみどころがない曲がおおい。ただライブで聞くと、よりあくが出てくるような感じがあり、あらためてCDを聞くと、案外個性的な楽曲が並んでいるような気がする。
オススメは「hilly hilly hilly」、「美しい人」、「パラレル」それからオザケンのカバー曲「僕らが旅に出る理由」。
http://www.ando-yuko.com/ オフィシャル。少し早めの告知だが2009年アコースティックライブツアーが決定。前回はチケットが取れずに断念したが、今回は多めに回りたいとのことなので、もしかしたら行けるかも。
タグ：安藤裕子
2008-07-31 01:05
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私は開幕戦のAXに参加していましたが、このセットならホールの方が合っているかなと思いましたね。「聖者の行進」は沼澤さんのDr.が後ノリ過ぎて違和感ありましたが、渋公では改善されてましたか？
アコースティックツアーは私も前回はチケ逃したので、次は是非参加したいです。
by mike (2008-07-31 20:30)
>mikeさんへ
コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、ホール向きなセットですね。ただ、あまり文中では触れなかったんですけど、曲以外の部分は静かな曲でも立ちっぱなし、安藤裕子自身も客席と対話型のMCという感じで、全体的な印象はショーというよりライブなんですよね・・・この辺り含めると微妙な所でしょうか。
聖者の行進は最初の頃程の違和感（確か前々回のツアーくらい？）はなくなりました。でも矢部さんの方が合ってますね。沼澤尚はそもそも後ノリな感じがするんですけど、どう思われますか？
アコースティックは行きたいですよね。お互いチケット取れるといいですね。
by junper (2008-08-01 00:39)