チャットモンチー”Hall in love Tour 2009”@NHKホール [LIVE!LIVE!]
これまた1週間以上前になるが、チャットモンチー初のホールツアー「Hall in love Tour 2009」へ行く。
今回のツアーはニューアルバム「告白」のレコ発ということで、1曲目に演奏した「8cmのピンヒール」を始め、セットリストはこの「告白」を中心としたもの。いきなり2曲目にはシングル曲「Last Love Letter」、3曲目に「海から出た魚」と立て続けに「告白」の楽曲を演奏していく。旧譜をやったのは次曲の「恋の煙」のほかは「親知らず」くらいだった。
橋本絵莉子のギターは、黒い指板に張り替えた(と思われる)テレキャスターが中心。どこかの雑誌のインタビューでも語っていた通り、今回はテレキャスをかき鳴らすシーンが多かったように思う。アルバムもそのような音作りなのかもしれない。
さらに何曲か「告白」から披露した後、ようやく本格的な持ち時間たっぷりのMCが始まる。ここでは3人でご当地の写真を撮ってレポートするという内容が中心。今回は”渋谷”ということで、一応ランドマークとなっているハチ公を撮ってみたり、NHK見学で来ていたハトバスのバスガイドさんとスナップショットを撮ってみたりという感じ。
こういったいわゆるつなぎのコーナーの存在は賛否両論あるようだが、過去のツアーではコントっぽいことをやってみたりしていた時代もあるので、個人的に違和感は感じなかった。
後半は先のMCで座らせた観客を半ば強引に立たせて、アッパーチューンである「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」から。ここからノリのいい曲をつなげて、ぐっと盛り上がるかと思いきや、細かいMCを挟んで「Good luck my sister!」やデビュー以前から暖めていた楽曲という「あいまいな感情」や「染まるよ」等をプレイ。
ちなみに会場には実際に最近結婚した高橋久美子の実姉も、わざわざ新婚旅行の日程をずらしてまでNHKホールに来ていたとのこと。(「Good luck my sister!」はまさにその彼女へと送られたものだ)また「Last Love Letter」で数十年経った後のメンバーを好演したあのおばちゃん3人組も訪れており、紹介されて拍手喝さいを浴びるシーンもあった。
「恋愛スピリッツ」と「ひとりだけ」を足して2で割ったような、力強いミドルテンポナンバー、「やさしさ」をプレイすると唐突に”ラストの曲です”というあっこの声と共に「風吹けば恋」に突入。
なんとも拍子抜けのするような終わり方であった。
アンコールの1曲目は「ハイビスカスは冬に咲く」。なんとここでは観客に演奏に参加してもらうという企画があり、計8名が選ばれてステージの上で一緒に演奏するというサプライズ演出があった。なんとも羨ましい瞬間だ・・・。
ライブではお馴染みのナンバー、「シャングリラ」、「ハナノユメ」でひとしきり盛り上がってライブは終了。終了後の写真撮影ではいきなりスティービーワンダーの「Happy Birthday」がかかり26歳になったベース福岡晃子の誕生祝が行なわれた。本人もまさか一番最後の場面でやるとは思っていなかったらしく、会場は祝福の声で包まれ、和やかに閉じた。
全体的には初ホールツアーと言っても武道館ワンマンの経験があるメンバー達なので、そこに戸惑いのようなものはなく終始スムーズに(橋本絵莉子が「Good luck my sister!」の歌いだしを間違えるという珍しいハプニングがあったことを除けば)進んだが、曲順的にはもっとアッパーチューンが並ぶような構成にしてもよかったし、一旦座ってしまった観客をどう元のテンションに戻すか等、いくつか気になる所はあった。
それとNHKホールの音質のよさのせいかは分からないが、3人の音がくっきりしている分、サウンド的にもう少し音を足して厚みを出したくなる場面はライブハウスの時より感じることが多かった。
http://www.chatmonchy.com/ 5月下旬からはライブハウスツアー「いま一度ライブハウスを洗濯し申す」も敢行。
今回のツアーはニューアルバム「告白」のレコ発ということで、1曲目に演奏した「8cmのピンヒール」を始め、セットリストはこの「告白」を中心としたもの。いきなり2曲目にはシングル曲「Last Love Letter」、3曲目に「海から出た魚」と立て続けに「告白」の楽曲を演奏していく。旧譜をやったのは次曲の「恋の煙」のほかは「親知らず」くらいだった。
橋本絵莉子のギターは、黒い指板に張り替えた(と思われる)テレキャスターが中心。どこかの雑誌のインタビューでも語っていた通り、今回はテレキャスをかき鳴らすシーンが多かったように思う。アルバムもそのような音作りなのかもしれない。
さらに何曲か「告白」から披露した後、ようやく本格的な持ち時間たっぷりのMCが始まる。ここでは3人でご当地の写真を撮ってレポートするという内容が中心。今回は”渋谷”ということで、一応ランドマークとなっているハチ公を撮ってみたり、NHK見学で来ていたハトバスのバスガイドさんとスナップショットを撮ってみたりという感じ。
こういったいわゆるつなぎのコーナーの存在は賛否両論あるようだが、過去のツアーではコントっぽいことをやってみたりしていた時代もあるので、個人的に違和感は感じなかった。
後半は先のMCで座らせた観客を半ば強引に立たせて、アッパーチューンである「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」から。ここからノリのいい曲をつなげて、ぐっと盛り上がるかと思いきや、細かいMCを挟んで「Good luck my sister!」やデビュー以前から暖めていた楽曲という「あいまいな感情」や「染まるよ」等をプレイ。
ちなみに会場には実際に最近結婚した高橋久美子の実姉も、わざわざ新婚旅行の日程をずらしてまでNHKホールに来ていたとのこと。(「Good luck my sister!」はまさにその彼女へと送られたものだ)また「Last Love Letter」で数十年経った後のメンバーを好演したあのおばちゃん3人組も訪れており、紹介されて拍手喝さいを浴びるシーンもあった。
「恋愛スピリッツ」と「ひとりだけ」を足して2で割ったような、力強いミドルテンポナンバー、「やさしさ」をプレイすると唐突に”ラストの曲です”というあっこの声と共に「風吹けば恋」に突入。
なんとも拍子抜けのするような終わり方であった。
アンコールの1曲目は「ハイビスカスは冬に咲く」。なんとここでは観客に演奏に参加してもらうという企画があり、計8名が選ばれてステージの上で一緒に演奏するというサプライズ演出があった。なんとも羨ましい瞬間だ・・・。
ライブではお馴染みのナンバー、「シャングリラ」、「ハナノユメ」でひとしきり盛り上がってライブは終了。終了後の写真撮影ではいきなりスティービーワンダーの「Happy Birthday」がかかり26歳になったベース福岡晃子の誕生祝が行なわれた。本人もまさか一番最後の場面でやるとは思っていなかったらしく、会場は祝福の声で包まれ、和やかに閉じた。
全体的には初ホールツアーと言っても武道館ワンマンの経験があるメンバー達なので、そこに戸惑いのようなものはなく終始スムーズに(橋本絵莉子が「Good luck my sister!」の歌いだしを間違えるという珍しいハプニングがあったことを除けば)進んだが、曲順的にはもっとアッパーチューンが並ぶような構成にしてもよかったし、一旦座ってしまった観客をどう元のテンションに戻すか等、いくつか気になる所はあった。
それとNHKホールの音質のよさのせいかは分からないが、3人の音がくっきりしている分、サウンド的にもう少し音を足して厚みを出したくなる場面はライブハウスの時より感じることが多かった。
http://www.chatmonchy.com/ 5月下旬からはライブハウスツアー「いま一度ライブハウスを洗濯し申す」も敢行。
タグ:チャットモンチー
自分は翌日ですが、参加してました。
おしゃっるように音圧は物足りなかったけど、パフォーマンス的にはこれまのでチャトモのステージよりは充実してた感じで、満足できました。
ハコツアーは横浜BLITZに参加予定ですが、荒吐でも見てくるつもり(笑
by mike (2009-04-24 22:04)
>mikeさんへ
3人のアンサンブルはさすが、って思いますよね。音圧に関してはホールだからなんですかね?1本1本の音がすっきり聞こえる分、スキマはスキマとして残ってしまう、そんな感じに思えました。
洗濯し申すは横浜BLITZは落選・・・Zeppの方に参加します。
by junper (2009-04-25 09:42)