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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(2日目)前編 [LIVE!LIVE!]

2日目。この日は晴れ。日差しの強さと風の冷たさのこの入り混じった感覚が、北海道独特の空気だな、と感じる。

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前の記事と見比べて欲しい。雲はもくもくと出ているがきれいな青空が覗いていた。

まずこの日は、GREEN OASISでの押尾コータローから。以前からなんとなく押尾コータローすげぇという話は聞いていたのだが、目の当たりにして、やっぱりアコースティックギター1本でパーカッション、ベースのリズムラインとギターのメロディラインを両方こなしてしまうのはすげぇと思った。
深いゲートリバーブをかけて演奏された「戦場のメリークリスマス」は圧巻としかいいようがなかった。
彼のやっている音楽自体はインスト物でかなり好みは分かれそうな気もするが一度見ることを勧めておきたい。

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GREEN OASYSのゲート。この後少し進んだ所にSTAGEのテントがある。なおこのゲートを入った右手に、ハンモックで寝られる場所があった。残念ながら埋まっていたのとカップルばかりで(どちらかといえば後者の理由で)使えなかったけど。

さて、屋台で食事しつつ移動。屋台はREDSTAR FIELD付近とEARTH TENT周辺に固まっている。メニューのバラエティ度ではロックインジャパンフェスに及ばない(と思う)が、ジンギスカンやうに丼等、北海道らしいメニューが並んでいる所がいい。あとはとうきびやじゃがいもの入った料理はかなり旨い。

ちなみにフェス会場の入口から右手に進んだ所にはオフィシャルグッズやアーティストグッズ売り場、そして出演アーティストの缶バッチが手に入るガチャガチャのコーナー等もある。オフィシャルグッズ売り場はこの一箇所だけ、というのは若干寂しい気もする。またアーティストグッズは林檎のブース等一部行列をなしていたが、列の仕切り方とかはもう少し工夫した方がいいのかなと思った。

それと昨年大問題になったトイレだが、今年は3箇所スペースを増やしたらしく、特に閉鎖されたり壊れたりということはなかったようだ。ただ場所がステージ間、例えばSUNからREDに移る途中の道とかになく、特にGREENとREDのある場所には1ヵ所もなく、トイレの為にいちいち大移動しなければならないような場所に配置されているのはとても不便だったように思う。

では本題に戻って、次はEARTH TENTで凛として時雨を見た。
凛として時雨は初見。男性とは思えないハイトーンボーカルなTK(Toru kitajima)と同じくハイトーンな345(Miyoko Nakajima)との男女ツインボーカルと、1曲の中でリズムががらっと変わったりするような、ドラマチックな(プログレ的でもある)曲展開が特徴の3ピースロックバンド。
ところがCDで微妙に聞き分けられるこのハイトーンバトルは、ライブという場の音ではほぼ区別がつかず、どちらかが一人で歌えばいいんじゃない的な感じに。また演奏にメリハリがなく、そのドラマチックな曲展開もよく分からない感じに。ただの轟音ロックバンドになってしまっていたように思う。
もちろんCDをじっくり聞いて曲を把握していれば、聞いた時に勝手に補完してくれるので、はっきり聞き取れたのかもしれないのだけれど。
というわけで、この場は途中で退散。REDへ向かう。

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夜はポカリスエットのライティングがキレイ。

RED STAR FIELDはで大野雄二&Lupintic Fiveを見る。知っていると思うが、大野雄二はアニメ・ルパン三世の音楽を1stシリーズからずっと手掛けてきた人。
曲はもちろん、先日O.A.されたばかりの新作「ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~」から、「ブーガルーforルパン」に始まり、「ラヴスコール」、「銭形のテーマ」、「次元のテーマ」等アニメを見ていれば聞いたことのある曲ばかり。また演奏は腕利きのJazzプレイヤー達なので、アドリブを挟み込んだ生粋のJazzプレイ。ロックフェスの中では異色ではあるが、うねるJazzのグルーヴに思わず身を委ねてしまった。
終盤ではカリオストロの城で使われた「炎のたからもの」をなんと大野雄二がピアノソロで演奏する、というボーナスつき。そしてラストはもちろん「ルパン三世」のテーマだった。

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奥にあるのがRED STAR FIELDのステージ。こじんまりとしていてアコースティック向き。

SUNに戻り、Mr.Childrenを見る。やはりフィールドはかなりの観客で埋め尽くされていた。
1曲目は「Worlds end」から。その後はドラマ「コードブルー」の主題歌でもある新曲「HANABI」、そして「少年」、「横断歩道を渡る人たち」と新曲が続く。特に横断歩道~についてはフォーキーな楽曲で、ミスチルの楽曲としては意外ともいえる印象を持つ曲だった。
その後は「くるみ」、「フェイク」、「掌」、「HERO」そしてラストに「GIFT」。全体としてはなんとなくダークな色調の曲でしかも昔のヒット曲は封印。そのせいもあるかもしれないが、正直印象の薄いステージだった。ミスチルのライブはフェス等イベント3回、ツアー1回と計4回行ったが、そのどれもがピンと来ないなぁというのが正直な感想だ。偶然にも全部ハズレなのか(笑)?

次に続く。

セットリスト(こちらも引き続きこのサイトから転載しました。)

凛として時雨
想像のSecurity
テレキャスターの真実
COOL J
DISCO FLIGHT
Telecastic fakeshow
新曲
ラストダンスレボリューション
nakano kill you
感覚UFO
傍観

Yuji Ohno&Lupintic Five
ブーガルー for ルパン
ラヴスコール
銭形マーチ
Move On Up
トルネード(次元のテーマ)
炎のたからもの
ルパン三世のテーマ

Mr.Children
Worlds end
HANABI
少年
横断歩道を渡る人たち
くるみ
フェイク

HERO
GIFT

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