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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(2日目)後編 [LIVE!LIVE!]

ようやく2日目の後半に辿りつきました・・・。

ステージの照明が落とされ暗闇が訪れると、その真っ暗な上空には花火が打ちあがった。これから始まるショーは今年のライジングサンの中でも一大イベントと位置づけられているに違いない。

SUN STAGE、椎名林檎の出番だ。メンバーは斉藤ネコを中心とする弦楽カルテットとピアノ+ボーカルの椎名林檎。椎名林檎は歌詞の書かれた白いコートのような衣装を羽織り登場。
1曲目はバート・バカラックの「アルフィー」をカバー。スクリーンには日本語に訳された歌詞が出てくるというスペシャルっぷり。2曲目は3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」から「ポルターガイスト」。
3曲目の「化粧直し」からは歌だけでなく、ピアノも演奏し始める。4曲目では懐かしい「罪と罰」。最初の歌いだし”頬を差す~朝の山手通り”を聴いた瞬間鳥肌が立つ。そしてまた加爾基~から今後は「とりこし苦労」を。
ここでMC。バート・バカラックの来日コンサートの話からその有名な彼から曲を提供してもらったというビックサプライズな!話になり、「YOU」という楽曲を披露。これは是非何らかの形で音源化してもらいたい所。
そして次は「駅前」を披露。林檎のエレガントなタッチによるピアノはなかなかの腕前。この日一番印象に残った曲はこれかもしれない。
続いて「歌舞伎町の女王」、「茎」をプレイした後、私からはこれで用意した曲は全てですが、知人から斉藤ネコ氏と知り合ったきっかけの曲をやるべきと言われたのでやります、と言い、斉藤ネコのピアノでファーストアルバム「無罪モラトリアム」から「同じ夜」を披露。これも鳥肌ものの演出であった。

感動を胸に抱きつつその余韻に浸りながら、SUNSTAGEの中心から少し脇へ移動し同じステージのZAZEN BOYSを見る。
序盤の「Himitsu Girl's Top Secret」や「Honnoji」等のような変拍子の楽曲では緊張の糸がピンと張り詰めたような状態で、それは見る側にもその緊張を強いるものがあるが、中盤は「Asobi」のような、逆に4つ打ちの楽曲はさしたる盛り上がりもなくかえって眠りを誘うような単調な楽曲もあり、その両極端さは見るものをある種の混乱状態に陥れているような気さえする。
ただ、今回に関していえば、4つ打ちセクションはやや冗長な感があった。彼らのワンマンではどういうペース配分になるのか気になった。

GREEN OASYSに移動、pe'zmokuを途中から見る。お目当て楽曲の「ギャロップ」は最後の曲として用意されていたので助かった。
元々ポップなメロディラインを持つPE'Zの楽曲は歌物には向いていると思っていたし、「ギャロップ」だけじゃなく他の楽曲も含めて想像に違わぬポップなものが出てきていたように思う。ワールドワイドな展開はPE'Z本体で十分だが、日本でPE'Zをもっと知ってもらうのにはいいのかも。

引き続きGREENに残り椎名純平を見る。今回は自身のバンド、The Soul Forceを引き連れての登場。楽曲はソウル・ファンク、そしてディスコチューンが炸裂といった所。ドラムスがもう少しJazzyな感じで叩いてくれると面白かったのだが。

EARTH TENTでサカナクション。これも「三日月サンセット」の終わりくらいからの途中参戦。地元でのライブのせいか、以前MINAMI WHEELで見たときよりもテンションが高く、ハードでアグレッシヴなライブだったように思う。疲れてのんびりと向かってしまったせいで遅れてしまったのだが、始めから見ればよかったと少し後悔。
新曲については、また今までの曲調とは違ったカラフルな感じ。また「夜の東側」「ナイトフィッシングイズグッド」が印象に残った。サカナクションは改めてまた見てみたいバンドだ。

ここで予め場所取りしておいたビニールシートゾーンへ戻り、まどろみつつサニーディサービスを見、そしてトリの東京スカパラダイスオーケストラをバックに帰り支度をする。
朝日が出たのは4時50分くらいだったか、北海道の朝日は雲が少し出ていても美しい。もちろんこれだけのライブを見たというある種の達成感のようなものがそう思わせるのかもしれないが。
長いようで短い2日間。またいつか来れるといいな。

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まさにライジングサンしてる所。

では最後に見たアーティスト達のセットリストを。

椎名林檎
アルフィー
ポルターガイスト
化粧直し
罪と罰
とりこし苦労
YOU
駅前
歌舞伎町の女王

同じ夜

ZAZEN BOYS
SUGAR MAN
HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
Honnoji
DARUMA
METAL FICTION
Asobi
I Don't Wanna Be With You
Kimochi
Cold Beat
Riff Man

pe'zmoku
Drum Thunder
酒気帯び散歩(Re-constructed by pe'zmoku)
新曲
新曲
帰り道
新曲
密室
Nica's Dream
新曲
新曲
新曲
盲者の旅路(Re-constructed by pe'zmoku)
それでもそれでもそれでも
流星群
ギャロップ
蒼白い街

サカナクション
インナーワールド
三日月サンセット
サンプル
マレーシア32
新曲
夜の東側
白波トップウォーター
ナイトフィッシングイズグッド
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コメント 2

mike

足の心配までしていただき、申し訳ありません。帰宅してから2~3日シップして何とか完治しました。私も昨日ようやく2日目のレポをアップしました。
お会いした時にちょっとお話したポプシのレポも是非読んでくださいね。今度はミドリのライブでご一緒しましょう(笑
by mike (2008-08-31 11:02) 

junper

>mikeさんへ
コメント返信遅れて申し訳ないです。
足は大事に至らなくてよかったですね。
ミドリは行きたいなと思います。足をくじかないようにお互いがんばりましょう。
by junper (2008-09-02 22:29) 

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