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スガシカオTOUR2008「FUNKAHOLiC」@神奈川県民ホール [LIVE!LIVE!]

12/2、スガシカオ「FUNKAHOLiC」ツアーへ。


今回はその名の通り、ニューアルバム「FUNKAHOLiC」のレコ発ツアー。選曲もニューアルバム中心の構成となった。

バンドメンバーはFUNK THE FIREツアーのメンバーに加え、コーラス&キーボードで佐々木真理が加わった。NHKのSONGSはやはり伏線となっていたようだ。
以前のツアーの際、「これでコーラスがいたらもっといいのに・・・」と思っていたが、スガシカオ本人も同じ思いだったのだろうか。

さて、新木場のステージでは、バラードは一切やらないということで、新バンドによる勢いのあるステージを見せたが、その分荒削りな所もあった。が、今回はアコースティックコーナー等も含めて、硬軟織り交ぜた構成で、このバンドでの実力の高さを証明した。
ドラムス(岸田容男)も以前聞いた時は随分とロック寄りと感じたが、結構音がなじんできたように思うし、特に「call my name」のハイハットワークは印象に残った。
またキーボードのpochiの「pop music」のエレピソロはスティービーワンダーを彷彿とさせる感じがあり、森俊之の時とはまた違う魅力がある。佐々木真理のキーボードのおかげで音に厚みも増しているし、ギターの田中義人は弾いた「黄金の月」でのガットギターも新しい雰囲気で気持ちがよかった。

スガシカオもアコースティックコーナーやエレキギターでのソロプレイも含め結構弾いているし、そしてなんといっても下ネタ満載のMCが相変わらず面白い。夜の営みに役立ちそうな薬"絶倫愛"の話は最高。ライブはセックスと同じというスガ理論(?)に則って、今日は1錠飲んできたそう。きちんと効いたのだろうか?

「19才」から始まるラストセクションはおおいに盛り上がり、そのままの勢いをアンコールへと繋いだのはいいのだが、アンコールで演奏された2曲はスガの歌に関しては正直グダグダ。声を張り上げた分疲れたのかと心配したが、ラスト、キーボードのPochiとプレイしたバラードは丁寧に歌い、しっかりと見せてくれた。

全体的な印象としては、ようやくこのバンドでのファンクらしさ、が固まってきた印象。僕は残念なことにこの県民ホール1公演分しかチケットを取っていないのだが、もう一度、あるいはSHIBUYA AXで行なわれるライブを見たかった・・・。



FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: CD


ニューアルバムの曲は、全曲セットリストにラインナップされています。ライブにこれから行くという方はよくこのアルバムを聞きこんで欲しい。
タグ:スガシカオ
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コメント 2

かうぞう

NHKホール参加組だったんで、記事は読みたいけど読めない状態。

FFバンド、去年のFUNK FIREツアーの時は勢いでGO!みたいな
感じがありましたが、今回のホールツアーで上手くなったなぁーと。
特にポチのキーボード、アンコールの「宇宙」のしっとりした感じよかった
ですねぇー。
あと、女性コーラス、あるのとないのとでやっぱり違いますね。
でも真理さんの声は裕子&久美を聞き続けた耳には、まだ少し物足りない
感じがしますが、慣れもあるのかなぁー。
by かうぞう (2008-12-23 22:02) 

junper

>かうぞうさんへ
ポチのキーボードは前回のツアーより、カラーが出てた印象がありますね。他のメンバーもソロ場面が増え、だんだんバンドの個性がでてきたように思います。僕の中では想像していたよりいい感じになってきてます。
コーラスは数的な問題もあるんじゃないでしょうかね。やっぱり2人だと厚さも違うし、いろいろできますからね。ただ今回のバンドは他にも歌える人がいるので、その辺りでもっと複雑なことをやり始めたりすると面白いのかもしれないですね。声質という点では実はあんまり聞き取れていないです。穴が開いてる部分にははまったなくらいの印象でした。



by junper (2008-12-24 09:44) 

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