ピロッキンジャパンフェス2009 vol.4＠代々木Zher the ZOO [LIVE!LIVE!]
9/5（土）はライブの2本立て。
まずは小田急多摩センターを降りてすぐの所にある多摩カリヨン館という所で行なわれたズータンズのインストアライブについて。
ステージは2階入口のすぐそばにあるちょっとしたスペースを利用した場所にあった。ステージ前は完全に通路になっていて、ライブ中も結構人が行き交っており、その通路を挟んでライブを見る、というちょっと変な感じのするステージであった。
セットリスト：
ワープ
カモメ
カウボーイ
撫子
アップライト
この日はベースの瀬戸圭介が原付で転んでケガをして欠席したため、3人でのライブとなった。バンドスタイルではなくアコースティックスタイル（メンバー曰く「ドラマチックズータンズ」）での演奏だったのが不幸中の幸いか。
やっぱりワンマンでも見た「ワープ」や「カウボーイ」は音源が楽しみ。
静岡での局地的ヒットのおかげか、おっかけ（？）もできたみたい。最近少しずつズータンズの輪が広がっているような気がする・・・。
多摩でのライブ終了後、京王多摩センター駅から京王線に乗って新宿へ。そこから代々木に移動し、Zther the ZOOでのピロッキンジャパンフェス2009を見た。
これは2年ぶりとなるピロカルピン主催のイベントで、先日発売した「落雷」のレコ発もかねたイベントだ。
共演はポッグカウチナゲット、Scarf。どちらも見るのは今日が始めて。
会場に入ると既に物販コーナーにはにはボーカルの松木智恵子が立っていてTシャツやらCDやらを売っていたので、自分も今日の会場を持って販売終了となる「夕暮れ」を購入した。（同じく販売終了の「桃色のキリン」に関しては、前回見た時に購入済）並んだ列は4、5人といった所だったが、なかなか進まない。これは彼女が1人1人に割と丁寧に対応していたせいもある。前にCDを購入した時もわざわざお礼を言いに来てくれたり、なんだかむずがゆくなるくらい人がよさげな感じのする人だ。
ポッグカウチナゲットはエモーショナルロックな感じ。この手のバンドでボーカルが楽器を持っていないのはちょっと珍しい気がする。激しい曲調になるとメンバーが一斉にヘッドバンギング状態になるのが面白くて、割とシリアスな曲調にも関わらず、ちょっと吹き出しそうになってしまった。曲の構成も少し風変わりで、テンポが変わったり、拍子がころころ変わったりして、うまくノらせないようになっている所も個性的で面白いと感じた。初見だったせいもあるが、1曲に詰め込みすぎでごちゃごちゃして聞こえてしまうのが残念。
続いてScarf。3ピースのロックンロールなバンド。ドラムスが女性で、丁寧に正確に叩いているのが印象的。また中村蒼くん似のベースの存在感も素敵な感じ。トライセラトップスのような感じで、曲もポップだが、それ故似たようなバンドも多そうな気がする。
そしてトリのピロカルピン。この頃になるとZher the ZOOも満員に近い感じで、自然と押し出されるように最前に行ってしまった自分は他のオーディエンスの顔色を伺うことはできなかったものの、なんだかあたたかい空気感が会場の中にあったように感じられた。
ライブ中盤のMCでギターの岡田慎二郎が、ピロカルピンは今回リリースされたアルバム「落雷」が始めての全国流通で、ファンの支えがあってここまでやってこれた、と感傷に浸っていたが、このあたたかさこそがファンとバンドとの関係そのものなんだな、ということを感じた。
セットリストは以下の通り。
人魚
京都
人間進化論
虹の彼方
青写真
つめたい雨
飛行少女
日の出
ホーム
時計仕掛けのオレンジ
落雷
アンコール
夕暮れ
桃色のキリン
トリということで、時間は1時間を超えるライブとなり、ニューアルバム「落雷」全曲分や、古い曲、CD未収録の曲も含めて全13曲を演奏した。僕の好きな「人間進化論」は現時点ではピロカルピンの今までの作風から詞・サウンド共に毛色が違っていて、バンドとしてもまだこなれてない印象を受けた。逆に「ホーム」はCDのそれよりもライブの方がよかったように思う。多分音源化されていない「虹の彼方」（？正確な曲名は不明）や「飛行少女」は結構かっこいいので、是非音源化してもらえると・・・なんて思ってみた。
3バンドの持ち時間が長く、終演が22時前と長丁場で、帰りの電車ではどっと疲れが出たが、ズータンズといい、ピロカルピンといい、持ち味は違えど、2つのバンドとも心にぽっと灯りをともしてくれるような音楽を奏でてくれて、なんだか少しあったかい気分に浸りながら帰宅したのだった。
http://www.pirokalpin.jp/index.html オフィシャルサイト。9/20はアコースティックセッションによるインストアライブを池袋のHMVにて開催するとのこと。
まずは小田急多摩センターを降りてすぐの所にある多摩カリヨン館という所で行なわれたズータンズのインストアライブについて。
ステージは2階入口のすぐそばにあるちょっとしたスペースを利用した場所にあった。ステージ前は完全に通路になっていて、ライブ中も結構人が行き交っており、その通路を挟んでライブを見る、というちょっと変な感じのするステージであった。
セットリスト：
ワープ
カモメ
カウボーイ
撫子
アップライト
この日はベースの瀬戸圭介が原付で転んでケガをして欠席したため、3人でのライブとなった。バンドスタイルではなくアコースティックスタイル（メンバー曰く「ドラマチックズータンズ」）での演奏だったのが不幸中の幸いか。
やっぱりワンマンでも見た「ワープ」や「カウボーイ」は音源が楽しみ。
静岡での局地的ヒットのおかげか、おっかけ（？）もできたみたい。最近少しずつズータンズの輪が広がっているような気がする・・・。
多摩でのライブ終了後、京王多摩センター駅から京王線に乗って新宿へ。そこから代々木に移動し、Zther the ZOOでのピロッキンジャパンフェス2009を見た。
これは2年ぶりとなるピロカルピン主催のイベントで、先日発売した「落雷」のレコ発もかねたイベントだ。
共演はポッグカウチナゲット、Scarf。どちらも見るのは今日が始めて。
会場に入ると既に物販コーナーにはにはボーカルの松木智恵子が立っていてTシャツやらCDやらを売っていたので、自分も今日の会場を持って販売終了となる「夕暮れ」を購入した。（同じく販売終了の「桃色のキリン」に関しては、前回見た時に購入済）並んだ列は4、5人といった所だったが、なかなか進まない。これは彼女が1人1人に割と丁寧に対応していたせいもある。前にCDを購入した時もわざわざお礼を言いに来てくれたり、なんだかむずがゆくなるくらい人がよさげな感じのする人だ。
ポッグカウチナゲットはエモーショナルロックな感じ。この手のバンドでボーカルが楽器を持っていないのはちょっと珍しい気がする。激しい曲調になるとメンバーが一斉にヘッドバンギング状態になるのが面白くて、割とシリアスな曲調にも関わらず、ちょっと吹き出しそうになってしまった。曲の構成も少し風変わりで、テンポが変わったり、拍子がころころ変わったりして、うまくノらせないようになっている所も個性的で面白いと感じた。初見だったせいもあるが、1曲に詰め込みすぎでごちゃごちゃして聞こえてしまうのが残念。
続いてScarf。3ピースのロックンロールなバンド。ドラムスが女性で、丁寧に正確に叩いているのが印象的。また中村蒼くん似のベースの存在感も素敵な感じ。トライセラトップスのような感じで、曲もポップだが、それ故似たようなバンドも多そうな気がする。
そしてトリのピロカルピン。この頃になるとZher the ZOOも満員に近い感じで、自然と押し出されるように最前に行ってしまった自分は他のオーディエンスの顔色を伺うことはできなかったものの、なんだかあたたかい空気感が会場の中にあったように感じられた。
ライブ中盤のMCでギターの岡田慎二郎が、ピロカルピンは今回リリースされたアルバム「落雷」が始めての全国流通で、ファンの支えがあってここまでやってこれた、と感傷に浸っていたが、このあたたかさこそがファンとバンドとの関係そのものなんだな、ということを感じた。
セットリストは以下の通り。
人魚
京都
人間進化論
虹の彼方
青写真
つめたい雨
飛行少女
日の出
ホーム
時計仕掛けのオレンジ
落雷
アンコール
夕暮れ
桃色のキリン
トリということで、時間は1時間を超えるライブとなり、ニューアルバム「落雷」全曲分や、古い曲、CD未収録の曲も含めて全13曲を演奏した。僕の好きな「人間進化論」は現時点ではピロカルピンの今までの作風から詞・サウンド共に毛色が違っていて、バンドとしてもまだこなれてない印象を受けた。逆に「ホーム」はCDのそれよりもライブの方がよかったように思う。多分音源化されていない「虹の彼方」（？正確な曲名は不明）や「飛行少女」は結構かっこいいので、是非音源化してもらえると・・・なんて思ってみた。
3バンドの持ち時間が長く、終演が22時前と長丁場で、帰りの電車ではどっと疲れが出たが、ズータンズといい、ピロカルピンといい、持ち味は違えど、2つのバンドとも心にぽっと灯りをともしてくれるような音楽を奏でてくれて、なんだか少しあったかい気分に浸りながら帰宅したのだった。
- アーティスト: ピロカルピン,松木智恵子
- 出版社/メーカー: グララーガ
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: CD
http://www.pirokalpin.jp/index.html オフィシャルサイト。9/20はアコースティックセッションによるインストアライブを池袋のHMVにて開催するとのこと。
コメント 0