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相対性理論「シンクロニシティーン」 [CHECK!]


シンクロニシティーン

相対性理論「シンクロニシティーン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: みらいrecords
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD


相対性理論の3枚目のアルバム。
サウンド全体の印象としてはシフォン主義とハイファイ新書、既発のアルバムを足して2で割ったような感じのする作品だ。
初期の楽曲である「気になるあの娘」が収められていることもあるとは思うが、前作よりも音像がはっきりしたようなイメージがある。

歌詞に関してはなんとなく社会批判的なものが込められているような、メッセージ性のある世界観(いや実際の所前作も意味があるようでないのだが)は薄まった。
といっても特に真部脩一の楽曲で描かれる日常より少しだけズレた、妄想的歌詞世界はやっぱり面白い。またギターの永井聖一の書く楽曲にはSF的な所がある。

リード曲ともいえる「ミス・パラレルワールド」はまるでヒットチャートを狙いにいっているかのような、相対性理論の集大成的な曲。
サビのパラレル、パラレルを執拗に繰り返す歌詞には中毒性がある。仕事中とかに思い出すとヤバいので注意が必要だ。
なお、神聖かまってちゃんのの子が、渋谷でのゲリラライブで警察に連行された時に、パラレルの部分をポイフルと言い換えて、大声で歌っていたらしい。


タグ:相対性理論
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木村カエラLIVE TOUR 2010 "5years"@日本武道館 [LIVE!LIVE!]

3月28日日曜日、木村カエラのアリーナツアー、最終日の日本武道館へ。昨年7月に行なわれたGO!5!KAELAND、アルバムHOCUS POCUSのレコ発となるHyper39TOUR、そしてこのツアーへの参加と、この8ヶ月間あまりの間に3度木村カエラのライブに行ったことになる。

武道館といえば3年前に行なわれた初めての武道館ワンマン公演が思い出される。あの頃は80年代的なバリライトを中心としたライティングが印象的なステージで、80年代的な雰囲気を持つカエラ(主に歌い方という点で)サウンドともかぶる所があったが、今回はLEDやバックスクリーン(巨大でしかも鮮明!)を使った今風のセットを組んできていたので、前回とはステージの印象ががらりと変わっていた。

ところで、今回はベストアルバム5yearsを受けてのツアーとなるため、GO!5!KAELANDのようなシングル曲中心の組み立てとなっていたわけだが、これについては、どうしてもKAELANDとの比較をしてしまうという見方が出てきてしまう。ステージングでは贅を尽くし、ダブルアンコールもあったKAELANDのボリューム感と比べると、どうしても縮小再生産的なステージングだった(バックスクリーンの美しさを除けば)といわざるを得ない。
セットリスト(後述)もKAELANDと比べると少し流れが悪い。特に本編ラストの並べ方、中盤の曲構成は、KAELANDの方が1つのストーリーがあるようなスムース感があった。

また今日に限ってのことと思うが、Butterflyでファーストワンマン以来となるピアノ演奏を披露したのだが、そこで間違えてしまったり(さらにいえばピアノもあまり上手いとは言えない・・・)、2曲ほど歌詞を忘れたか喉がつまったかで歌詞を飛ばすシーンが見られたり、イントロで鳴ってはいけないシンセの音がしたり、サポートメンバーの1人が1小節早く終わってしまったりとか、少しミスが目だったように思う。あと、MCもなんだかおかしくて、一発目のMCで今日の寒さと8分咲きくらいの桜の話になったのだが、2度目のMCではだんだんあたたかくなってきて桜もキレイに咲いて、と話し始めたものだから、オーディエンスの間でもなんとなく???な空気が流れたように感じた。

ライブハウスを回るツアーでは、少しゆるい感じが逆に観客との距離を縮めたりすることも往々にしてあるわけだが、大きなアリーナクラスでのライブには多くの課題が残ったのではないかと思う。もっとも、これは過去のカエラのライブとの比較の上であって、ハプニングはあったにせよ、昔よりも木村カエラという存在がステージ上で断然大きく見えたことは確かだし、2時間半・25曲は女性アーティストとしてはかなりのボリュームであることは間違いない。そしてムラっ気があるのも逆に時々ミラクルが起きるのも、あわせて彼女のライブの魅力なのではないだろうか?


セットリスト

01.You bet!!
02.Yellow
03.マスタッシュ
04.L.drunk

05.リルラリルハ
06.Samantha
07.ワニと小鳥
08.dolphin
09.You

10.リリアン
11.Butterfly
12.Circle
13.どこ
14.Whatever are you looking for?
15.Snowdome

16.Ground Control
17.STARs
18.1115
19.BEAT
20.BANZAI
21.TREE CLIMBERS

アンコール
22.おどるポンポコリン
23.Jasper
24.Magic Music
25.Level 42

おどるボンポコリンではスチャダラパーとダンディ坂野が登場するPVが流れたり、BANZAIではCGのキャラクタが振り付けを踊ってみたりと、何度もしつこいくらいに書いたステージバックの巨大スクリーンに映し出される映像は面白かったし、キレイだった。これからこういうステージが増えていくのだろうな・・・。
タグ:木村カエラ
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木村カエラ「5years」 [CHECK!]

今日(28日)これから木村カエラのアリーナツアーへ行ってきます。
昨年夏にGO!5!KAELANDというデビュー5周年を記念した集大成的なライブイベントがあり、僕も参加してきたのだが、今回のツアーも、ベストアルバム「5years」リリースを受けたものとして、こちらもまた集大成的な意味合いのライブとなるに違いない。

現時点では、2ちゃんねる等で初日のセットリストをのぞいていないので、具体的にどんな感じになっているのかは分からない(あえて見てない)が、前哨戦として、アルバム「5years」について少し書いておきたい。



BEST ALBUM 「5years」 (初回限定版2枚組)

BEST ALBUM 「5years」 (初回限定版2枚組)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2010/02/03
  • メディア: CD


「5years」は、基本的にはシングルとしてリリースされた曲を新しいものから順番に並べたベストアルバムだ。当たり前だが、彼女の5年間の活動の軌跡をざっくり追うことができるようになっている。初回盤はDISC2枚組で、もう1枚には未発表の楽曲が収められた。現在ちびまる子ちゃんでも流れている「踊るポンポコリン」のカエラバージョン等も収録されている。

僕が初めて木村カエラを知った、そしてファンになった曲は、セカンドシングルの「happiness!!!」だった。5年分をずらっと並べられてしまうと、初期の頃はさすがに声が薄っぺらかったりもするのだが、当時聞いた時には、シャッフルリズムのロックめいたサウンドの小気味よさに加えて、80年代の女子ロックボーカルの王道的な本格テイストの声色(特にサビの英語で少しロールしたりする所とかは超本格派!)が新鮮で衝撃的だったのをよく覚えている。

世に彼女の名前を知らしめることになったのが「リルラリルハ」。太いギターのリフに負けない彼女のストレートなボーカルが既にこの曲がリリースされる頃には確立していた。

「You」は個人的にもすごく好きな曲でもあるのだが、アスパラガスの渡邊忍とシングルとしては最初に組んだ曲で、このアルバムの中の唯一の新曲「You bet!!」も彼の楽曲だということからしても、このサウンドがアーティスト木村カエラの骨格をなす唯一変わらない音と言っていいのだろう。ハードな楽曲ながらアコースティックギターのチャキチャキしたサウンドがクールだ。

また一方で今後の路線をはっきり決めかねていたファーストアルバムを除けば、一環して取り組んでいるのがエレクトロ(あるいはテクノと言ってもいいのかもしれないが)的なサウンドの路線。セカンドアルバム「Circle」の表題曲である「Circle」で、へぇ、こういう曲もやるんだ、という感じだったのだが、この路線は電気グルーヴ・石野卓球とのコラボレーションシングル「Jasper」として結実し、そしてLIVEでの定番曲「BANZAI」(こちらはavengers in sci-fiのプロデュースである)が生まれた。

その他大物ミュージシャンとのコラボレーションも多く、シングルでもビートクルセイダーズ(「Snowdome」)や奥田民生(「BEAT」・「1115」)、曾田茂一、そしてこのアルバムには収録されていないがサディスティックミカバンドへの参加等もあり、実際の所、サウンドカラーは特徴がないといっていいくらい多岐に渡っている。これだけ名の知れたアーティストながら、Curly Giraffeや、くるり・奥田民生トリビュートアルバム等、コンピレーションアルバムへの参加が多いことも彼女の活動の特徴だろう。裏を返せば業界からも一目置かれた女性シンガーであるということだ。

多くのサウンドアプローチを試みながらも木村カエラが軸ぶれしていないのは、音楽以外の部分での独特なファッションやヘアスタイルが木村カエラブランドとして成立している所も大きいが、やっぱりどんなサウンドにも負けない彼女の歌声、という所を自分としてはもっとも大きい要素だと挙げておきたい。

昨年リリースした「Butterfly」、この曲による紅白出場等により木村カエラは一般大衆のあらゆる世代へ遡及した。この曲が活動5周年というタイミングの中で売れたということは申し分のないことかもしれないが、楽曲そのものはある意味もっともスタンダードな、らしくないといえばらしくない楽曲(それでも実は楽曲制作がSUEMITSU & THE SUEMITHだったりするのだが)が評価される形となっている。この曲に関しては、これまで木村カエラのある種の独自路線を守ってきたプロモーション戦略を方向転換したともいえる。
これが今後どのように影響していくのか、少し気になる所だが、これからも木村カエラの活動に注目していきたい。

と、アルバム紹介とは若干ずれてしまったような感じもするけど、「5years」は木村カエラの活動履歴がぎゅっと凝縮されているので、あまりカエラを聞いたことのない人・あるいはポップシンガーとかアイドル?と勘違いしている人は是非この機会にふれて欲しい。そして今までリリースしたアルバムにも隠れた名曲が多いので、そちらも気に入っていただけたら是非。



LIVE Scratch~上がってますってばTOUR~@武道館 [DVD]

LIVE Scratch~上がってますってばTOUR~@武道館 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD


こちらは初武道館の模様を収めたDVD。前回は80年代風のライティングがすごく印象的だった。今回の演出はどうなるのだろう?すごく楽しみです。



GO!5!KAELAND [DVD]

GO!5!KAELAND [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: CD


デビュー5周年記念として赤レンガ倉庫で行なわれた野外イベントの模様を収録したもの。このライブ、いままで見た中で最高!と評価する人は多いです。確かにいいライブでした。
タグ:木村カエラ
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ズータンズパーティDX ~と、思っていた。とかいないとか~@Shibuya O-Crest [LIVE!LIVE!]

風邪引いて寝込んでました・・・。

3月残り少ないけど、いくつか記事をあげていきたい。

まずはだいぶ時間が空いてしまったのだけれど、3月6日に渋谷O-Crestで行なわれたズータンズのワンマンライブの模様を紹介しておきたい。


ズータンズのライブ、相変わらずアットホームなライブでした。2009年はせっちゃん(ベース)の年、ということで、MCでは鼻血を出したまま電車に乗ってきたとか、バイクの事故でライブ飛ばした話とか、挙句の果てにはPVで流れたBOXステップがあまりに下手だったので、それを曲中にやらされたりとか、せっちゃんいじりが中心のライブになっていたような気がする。

プログラムの中で素晴らしかったのは、やはりシングライクトーキング、ギターの西村智彦がゲストとして参加した「星降る街」。これ曲中で流れるSEっぽい音も全てギターで表現されていたのね・・・。CDだと耳をすまさないと聞こえないくらいのボリュームでしか入っていないのは若干残念だけれども、そう思って聴くと凄いので是非聴いてほしい。

あとはこれもアンコールだけれども新曲「青い空と僕らと」はズータンズのアップテンポなナンバーのジャンルとしては新境地なので、これはまた聴きたいと思った。

セットリスト:
アップライト
ムージック
ジャンクション

撫子
たゆたい
僕はブルー、君はだいだい

それなら
marry
マイナスワン
カウボーイ

ワープ
クアトロ
カモメ
まごころ
バトン

アンコール
星降る街
青い空と僕らと
丸くない月
続くロンド




と、思っていた。

と、思っていた。

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: CD



タグ:ズータンズ
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東京事変「スポーツ」 [CHECK!]

おおよそ半月ぶりの更新となります。この間もっとも聴いていたアルバムはもちろんコレ。


スポーツ

東京事変「スポーツ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2010/02/24
  • メディア: CD



東京事変のニューアルバム。前作「娯楽(バラエティ)」では、林檎は曲を書かずに、浮雲、伊澤一葉、そして亀田誠治のメンバー3人が楽曲提供をしたが、今作でもリード曲である「能動的三分間」他2曲を除けば、浮雲、伊澤一葉の2人が曲の大半を提供するスタイルとなっている。
今回のテーマはアルバムタイトルそのままの”スポーツ”ということで、その名の通り躍動感溢れる楽曲が多く、演奏するのが大変そうな、手数の多い曲が並ぶ。
そしてジャズ・ロックのみならず、様々なジャンルを取り込みつつ、前作「娯楽」で表現された浮雲、一葉それぞれの世界観がよりポップに、グレードアップされているように思う。
例えば「電波通信」、「シーズンサヨナラ」はどちらもスピード感のある楽曲だが、2人の持つそれぞれのバックグラウンドはジャズという共通点がありながらも、別々のルーツを持っているような、一種の混じり合わなさを感じる。
だが、これを椎名林檎の歌声、コーラスワーク、メンバーそれぞれの特徴あるプレイによって渾然一体となった結果、どこにも属さない”東京事変”サウンドが出来上がっているように思う。
このアルバムはまさに第2期東京事変の1つの完成形といってもいいのではないだろうか?

http://www.emimusic.jp/tokyojihen/ オリコンではアルバム・チャート初登場1位を記録。 そして3月26日からはライブツアー2010”ウルトラC”がスタート。東京は5/11(火)、12(水)の東京国際フォーラム。今回のアルバムはテンポの早い楽曲が多いので、ライブハウスでも見てみたかった。




タグ:東京事変
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school food punishment Quatro oneman tour"NEXT vol.2"@渋谷クアトロ [LIVE!LIVE!]

時間は前後するが、2月14日渋谷クアトロにて行なわれたschool food punishmentのワンマンライブについて。チケットはソールドアウトしたとのことで、会場は目いっぱいの観客で埋め尽くされた。

SEと共にメンバーが登場し、1曲目の「butterfly swimmer」が始まると会場は一気にヒートアップ。自分の記憶では、ワンマンはメジャーデビューしてからは初で、多分2月に行なわれたMARZ以来だと思うが、1年前のそれと比べるとオーディエンスの興奮度がまるで違う。昔はよくも悪くも直立不動で曲を聞く感じだったのだが。

久々ワンマンということで、序盤は昔のアルバムからの選曲。「pool」、「close,down,back to」、「egoist」、「煙に白」など、エデン以降にファンになった人達泣かせ?の選曲に思わずニンマリ(人が悪くてすみません。)。「close,down,back to」のベースのライトハンドプレイはsfpのライブでは定番的だけど、何度見てもかっこいいです。

新曲は、「東のエデン劇場版2 paradise lost」のテーマ曲である「future nova」を含む3曲が披露されたが、前半ではゆったりめのJazz的な展開をみせる「パーセンテージ」が新鮮で印象的。

後半はその「future nova」から「fiction nonfiction」、新曲、「You May Crawl」、「light prayer」、と5曲連続のスピード感溢れる怒涛の展開、そして本編ラストはメジャーデビュー曲の「futuristic imagination」で締めくくった。

アンコールは「feedback」、と3rdシングルの「sea-through communication」の2曲。しかし観客の興奮さめやらぬということで、ダブルアンコールとなった。このアンコールは想定していなかったのか、再び新曲の「future nova」演奏し、大盛況の下、ライブは終了した。

ダブルアンコールを含めても2時間弱と、ワンマンとしては割と短い時間で終わってしまったので、こちらとしてはもうちょっと見たい感じもあったが、その気持ちは6/11に行なわれる恵比寿リキッドでのワンマンにとっておきたい。

前回のワンマンライブと比べて、ライブ全体の印象としては、しっかり聞かせるというよりは、勢い・スピード感が重視されていたと思う。また昨年のMARZのようなVPは絡ませず、バンドの音だけでシンプルにライブを見せる、という演出だったが、サウンドの傾向からいって、そういう演出もありなのでは、と思った。

それとボーカル内村友美が昔と比べるとよく話すようになった。真面目一辺倒だったのだが、強制的にメンバーに振りを入れたりするような、時折笑いをとりにいくような感じもあった。これもメジャーデビューしたことによる影響なのだろうか・・・。

セットリスト:
butterfly swimmer
Art Line
pool
Close,Down,Back To
egoist

煙に白
パーセンテージ※
flow
浮かび上がる

future nova※
fiction nonfiction
Live(?)※
You May Crawl
light prayer
futuristic imagination

en.
feedback
sea-through comunication

en2.
future nova

※は新曲

http://www.sfp-sound.com/ ライブ中のMCでは、4月14日(水)にメジャー初のアルバム「amp-reflection」が発売されることが発表された。あわせて5月からは全国ツアーを行なうことも発表された。都内は6月11日(金)恵比寿LIQUIDROOM。



future nova/after laughter(初回生産限定盤)(DVD付)

future nova/after laughter(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: CD


アルバムの前に3月10日にリリースされる両A面のシングル。それぞれが東のエデン劇場版のオープニング&エンディングテーマになっているとのこと。
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世武裕子、待望の新作を発表 [気になる]

ナタリーの記事より。
「くるりサポートで注目の世武裕子、待望の新作を発表」
http://natalie.mu/music/news/27880 

実は昨年行なわれたくるりの「とろみを感じる生き方」ツアーに自分も行っていたのだが、主役のくるりをしのぐ存在感だったのが、ピアノ/キーボードでサポートに入っていた世武裕子だった。プレイも圧巻だったし(特に「ワンダーフォーゲル」とか)、周りを大きく包み込んでしまうような独特のボーカルも印象的だった。
アルバム「魂のゆくえ」でも彼女は何曲かコーラスとピアノで参加しているが、前作「ワルツを踊れ」と比べノーコンセプト的な位置づけのこのアルバム、実は世武裕子のお披露目が目的だったのでは、とさえ今となっては思ってしまう。

セカンドアルバムの話はツアーの中でも話があったのだが、3月24日という早いタイミングでのリリースは嬉しい驚きだ。今回はボーカル曲も入ってくるということで、よりポップに振れたアルバムになるのかなという所も含め、おおいに期待したい。
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ズータンズ@タハラ本厚木本店 [LIVE!LIVE!]

タハラ本厚木本店にて行なわれたズータンズのインストアライブへ。
タハラは昨年3月に行なわれたライブ以来2回目の登場。今回はインストアということで、アコースティック編成=ドラマチックズータンズ(メンバー曰く)でのライブとなった。
実は、メンバーは夏にも一度本厚木駅に訪れたのだそうだ。
遠征の際の集合場所になっていたのだが、ベースのせっちゃんが遅刻しただけでなく、ひげそりの刃で唇を切ってしまい、流血させたまま駅に来てしまったのだという。これをボーカルのじんは本厚木流血事件と名づけたそうだ。

1曲目はお馴染みの「ムージック」から。曲の途中でメンバーの紹介。ゆっぴぃのぴぃはアルファベットのPということなので、これからはゆっPと紹介させてもらうことにしよう。
ファーストアルバムからの曲はこの1曲きりで、ここからは2/10に発売されたニューアルバム「と思っていた。」からの曲を披露。ピアノとボーカルのみで演奏された「それなら」、よりジャズテイストを足した「ワープ」やボサノバ風にアレンジされた「星降る街」等、6曲(全7曲)を披露した。
次回のライブは3/6、O-Crestでのワンマンライブとなるが、今回大胆にアコースティックアレンジされた「ワープ」や「星降る街」が今度は音源の力強いバンドサウンドで展開されるかと思うと今から楽しみだ。

セットリスト:
ムージック
撫子
marry
それなら
ワープ
アップライト
星降る街


と、思っていた。

ズータンズ「と、思っていた。

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: CD



タグ:ズータンズ
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さかいゆう「まなざし☆デイドリーム」 [CHECK!]


まなざし☆デイドリーム

まなざし☆デイドリーム

  • アーティスト: さかいゆう,さかいゆう,ジョン・レノン,ポール・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
  • 発売日: 2010/02/03
  • メディア: CD


さかいゆうのセカンドシングルは、アニメ、のだめカンタービレフィナーレの主題歌。曲調はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をアップテンポにアレンジしたイントロで始まる、きらびやかで明るいポップナンバー。
歌詞もまなざしまさにド・ストレートとか妄想シュミレータとか、なんとなくのだめを意識したような言葉がちらほら出てくる。本人曰く、自身の失恋におわった初恋をモチーフにしたのだとか。
一見するとベタな感じのする曲なのだが、何度も聞いているうちに、いつの間にか流れるようなサビのメロディラインにハマって何度も聴き返したくなってしまう。



まなざし☆デイドリーム(のだめ盤)

まなざし☆デイドリーム(のだめ盤)

  • アーティスト: さかいゆう,さかいゆう,ジョン・レノン,ポール・マッカートニー
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
  • 発売日: 2010/02/03
  • メディア: CD


こちらはのだめカンタービレのジャケットになったもの。期間限定生産盤のため購入はお早めに。

http://www.office-augusta.com/sakaiyu/ さかいゆうオフィシャルサイト。11日タワレコ新宿店でインストアやってたのか・・・行けばよかった。
タグ:さかいゆう
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version21.1 second@品川ステラボール [LIVE!LIVE!]

2月11日に品川ステラボールで開催されたイベント、version21.1(.はドット)へ参戦。出演はサカナクション、OGRE YOU ASHOLE、the telephones。日本のロックシーンの中では異色の3バンドの競演。なお、OGREおよびtelephonesは初見。
ライブ前とセットチェンジ中は、ロックインジャパンフェスでもお馴染みの前田博章がDJを担当。会場を盛り上げた。

トップバッターはthe telephones。曲名にディスコと名がつく曲が多いことからも想像できるよう、ディスコミュージックを基調としたデジタルロック。1曲目の「Monkey Discooooooo」から勢いのあるダンサブルなナンバーで、ステージはダンスのるつぼと化し、自分も汗まみれになって(久々に)踊りまくった。曲をよく知っていれば、コール&レスポンスでさらに一体化できること間違いなし。何も考えずに踊りまくりたい人は是非ライブに足を運んで欲しい。

セットリスト
Monkey Discooooooo
HABANERO
clashed mirror ball
Re:Life
Baby,Baby,Baby,
urban disco
sick rocks
A.B.C.DISCO
Love&DISCO


次に登場したのはOGRE YOU ASSHOLE。どこか浮遊感のあるサウンドとそれに絡まる高い音質のボーカルが独特の空間を作り出している。印象に残ったのは三拍子ながらグルーヴ感のある「ピンホール」。中盤の曲(「コインランドリー」(?))にはやや単調だがインプロビゼーション的な部分も見られた。まだ進化の途中という感じだが、ポップな面も持ちつつ、もっと変態チックなロックサウンドにアプローチしていくことを期待したい。

セットリスト
ステージ
ヘッドライト
ピンホール
コインランドリー
ネクタイ
サカサマ
アドバンテージ
ひとり乗り


トリはサカナクション。「Ame(B)」から始まるセットリストは去年何度か見に行った自分にとってはお馴染みのものだったが、これも”今回が最後”ということなので感慨深いものに。
ともすれば淡々となりがちな曲に小さなブレイクを挟み込んだりして、プラス生音も加わりダイナミックな印象になるが、友人曰く”もっと遊んでもいいのでは?”とのことだった。確かにもっとメンバー個々のプレイをフィーチャーしてもいいのかもしれない。「KIKUUIKI」発売後のツアーではおそらくアルバム曲中心になるので、原曲に忠実になるのかもしれないが、旧曲ではもっと大胆・ダイナミックなアレンジでドレスアップすることを楽しみにしていたいと思う。

セットリスト
Ame(B)
ライトダンス
minnanouta
アルクアラウンド
ネイティブダンサー
三日月サンセット
セントレイ
アドベンチャー
ナイトフィッシングイズグッド

en
白波トップウォーター

アンコール終了後、出演バンドが再度登場し記念撮影。この場においては撮影OKとの話があったので、皆携帯片手にバシバシとっていた。



kikUUiki(初回限定盤)

kikUUiki(初回限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2010/03/17
  • メディア: CD


http://sakanaction.jp/main.html オフィシャルサイト。



DANCE FLOOR MONSTERS

DANCE FLOOR MONSTERS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: CD


http://thetelephones.net/ オフィシャルサイト。



フォグランプ(初回限定盤)(DVD付)

フォグランプ(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: OGRE YOU ASSHOLE,出戸学
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2009/10/07
  • メディア: CD


http://www.ogreyouasshole.com/html/ オフィシャルサイト。

※セットリストについては一部mixi等のコミュニティサイトから転載させていただきました。
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